お土産は日常との橋渡し(646文字)


※一応念のために簡単な嘘も混ぜながら書いています。

 

新年が開けて、旅行に行ってきました。
世間は災害で大慌てでしたが、幸い私自身と旅行先にはあまり影響がなく移動手段が動くのかな...多分動くでしょ。という僅かばかりの心配をするだけで済みました。

楽しく旅行の日程を過ごし、無事に帰宅しその日は就寝。
翌日に荷物の整理をしながらお土産に買ったお菓子を食べる。

旅行の経験があまり無いなりに事前に何となく決めていた流れに沿って行動を起こす、そうこうしている間に年始休暇が終わり、また日常が始まってしまう。

楽しかった旅行の思い出が遠くに消え去り、悲しい日常という現実が迫ってきている。

寂しい思いを巡らせてしまっていたところ、お土産のお菓子が目に留まる。

小腹も空き、少し休憩しようかなと個包装を1つ開けるとどんな日程で何をしたのか、映画を見るように思い出が帰ってきてくれる。お土産お菓子が1シーンずつ振り返らせてくれる。

 

旅行という非日常に居たはずなのに、グラデーションなくワープで一気に現実に帰ってきてしまったものをお土産お菓子が助けてくれている。

非日常から日常までの心の移動を1歩1歩、ともに一緒に歩いてくれている。

お土産は日常との橋渡しを担ってくれているんだな、荷物になってしまうと買わなかった時もあったけど、次の機会にはまた似た様な個包装のお土産お菓子を買おう。

そんなことを考えながら私はまた1つ個包装の袋を破り日常へ続く橋を進む。

美味しい。

 

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します。

 

(646文字)

文章を書くのが下手なので、少しでも上達するためにたまにブログを書いています。
お題箱です。
文章構成や内容についてのアドバイス募集してます。改善案は浮かばないけど、ココ読み難かった!だけでも教えてくださるだけでもありがたいです。
もちろん、誤字脱字の指摘、文章への感想やその他日常についての内容でも問題ありません。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。