軽い症状で出オチのような病名をもらった話 (1762文字)
先日手首に違和感を感じたので、整形外科に行ったところ”ガングリオン”という病名が診断がされました。
聞いた時に「なんだその、ガンダムとエヴァンゲリオンを足して2で割ったような病名は」と思いました。
適当な違うジャンルの2作品を雑にモジったものではなく、どちらもロボット系の名作だったのでパロディとしてありそうだなとフフっと笑いました。
以上、出オチみたいな病名を診断された話でした。
ここから蛇足
簡単に言うと体に腫瘍として水膨れみたいなものが出来るらしいです。
サイトの症状解説を引用するとこんな感じみたいです。
>関節の周辺や腱鞘のある場所に米粒大からピンポン玉大の腫瘤ができます。軟らかいものから硬いものまであります。通常は無症状なことが多いのですが、時々、神経のそばにできると神経を圧迫して、しびれや痛み、運動麻痺などを起こします。
まとめると、腫瘤、サイズは米粒~ピンポン玉、触り心地も柔らかいものから硬いものまで、という曖昧過ぎるもの....
お医者さんに診断された時に、なんだその出オチみたいな名前はと感じた旨を書きましたが、実際は事前に調べており、そのタイミングでそんな名前ある!?とクスっと笑った程度の話です。
私は手首の内側(脈測る時に使いそうな場所)に発生しましたが、元から手首周りは骨が出ていること及び、かなり硬いガングリオンだったため「こんなところに出っ張った骨、あったかな?」程度の出会いでした。
怪しいので念のため調べ、ガングリオンに辿り着き、痛みも痺れも無いので「柔らかさは人それぞれとはいうけど、骨と一緒ぐらい硬いな...」と思いながら放置しました。そこから日があまり経たないうちに、K2という医療マンガが無料公開されたタイミングで、「軽い症状でもちゃんと診断はもらって安心しておくか」と来院した運び。
書いたように痛みも痺れも無いので安心していたところ、診断にてソナー?みたいなものでスキャンしてもらっているときに、「最悪の事態としては血管が通っててガンの腫瘍だったかも知れない(その場合はこんなサイズじゃないとか痛みがあるとか体に異常が出るなどの違いは当然ある、でもその上で無症状の場合もある)」という説明を受けて、「ホゲー、ちゃんと受診しないとなのね~」と思った次第。
ありがとうK先生、素人判断でほっとかずに済ませられました。
腫瘍のサイズはどんどん大きくなる人や小さくなる人もいるので、支障が出ていないなら小さくなる可能性を見越して、経過監視という名の放置が無難と話し合って落ち着きました。その中で肌に切れ目を入れて水をピューと取り出すのが対処であり、肌切りたくないでしょ?と言われたのが印象に残っています。
私としては二重整形もしており、可能なら別人になれるぐらい整形するのもエンタメとして面白そうとすら思うほどに、身体にメスを入れる行為への嫌悪感が一切なく、むしろ経過監視は「アレ?元からこのサイズだったかな...」と以前の状態を覚えていられない人間なので対処してもらうかは少しだけ悩みました。とはいえ欠片ほどの痛みもないので萎むっしょの判断で放置することにしました。楽観視大切。
皆さんも少しでも違和感を覚えたら、診察に行って安心を買ってきてくださいね。
痛みの有無・レベルに関係なく、もし本当に急に無視できない痛みが現れた時に「以前、○○と診断されています」の一言を添えられるかだけで事態は大きく変わると思います。
生存率的な意味もありますが、どちらかといえばそんな大層な理由ではなく、検査にかかる時間的な意味でも良い結果をもたらすと思っています。いざ痛い!タイミングで診察1回やるよりも事前に診察で病名分かってる方が合計で見たら早く終わりそうという想像。病院の拘束時間アホらしいよね。
もちろん保険と同じように痛い!の瞬間が来ない限り、事前の来院が無駄になってしまうことが難点ではありますね。とはいえ重ねての内容になってしまうものの、安心を買いにいったという考えは良いものなので是非やって欲しいところ。
このはてなブログを読んでくれるような数少ない人間は失いたくないので違和感を感じたら病院に行って健康に過ごして欲しいものよ
それでは、また
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